パリは5泊しましたが、到着した日の夕方のわずかな時間と最終日の数時間しかお日様が出てませんでした。ずっと曇りだったのもあってか、街中にあまり色味が無い印象でした。

エッフェル塔。パリ万博の時に作られたそうで、奇麗な形をしてますが当時はパリに鉄筋の無骨な物を建てるのに反対の声も大きく、万博中の入場料で工事の経費の8割は回収出来たにも関わらずに期間を過ぎたら解体される予定だったそうです。ところが電波等としてアメリカまで通信出来る事がわかると恒久的に使用される事になりました。
登るのにエレベーターも着いてましたが、雨にも関わらずかなりの行列でした。
東京タワーはエッフェル塔を超えるものを、として作られたそうですが造形的な美しさではやはり敵わないと思います。

ポンピドゥーデンター。現代アートを中心とした美術館で、近代のアートが数多く展示されてました。3Dプリンタで作られた物の展示もやってましたが、日本でみるサンプルとは比にならない大きな作品が多くて迫力がありました。今回の旅行で行った建物で一番高い場所はここの上かオルセーの上かのどちらかだと思います。あまり高い所には行きませんでした。

オペラ。有名な建物の写真はこのアングルではありませんが、あまりよい写真が撮れなかったのでこちらから。公演は見られませんでしたが、日中の見学に行ってきました。舞台のところは撮影禁止でしたが、有名な階段や5番のボックス席のドアの所には行けます。
このあたりは人もおおいのですが観光客をねらったスリなども多いと言われてます。

ノートルダム寺院。チャペルの部分は無料で入れますが、並んでいて結構時間がかかります。有名な鐘への入り口は向かって左側にあり、そちらは有料でした。その入り口に気付いた時はそちらもかなりの大行列で、平日なのに数時間待ちと思われるくらいの混雑でした。

ノートルダム寺院の内部。大きな協会は中に入ると空間が広くて驚きます。どこもステンドガラスが奇麗です。

近くのカフェでの食事の様子。美味しいのですが、やはり味付けが単調で飽きがくるのが早いです。

自然史博物館。剥製がたくさんあります。他の美術館よりは空いていてオススメです。

ドードーの剥製。他にも絶滅した動物の剥製もあります。

自然史博物館の一角にある古代生物の骨格の展示されているエリアです。
ここは迫力がありました。動物の骨をはじめ恐竜の骨、アンモナイト等が展示されてます。中には奇形の骨格などもあり、見応えがあります。ここもルーブルとかに比べると空いていてゆっくり見て回る事ができますし、写真も撮影出来ます。
パリと言うとルーブルなどが有名ですが、ここに行くのもおすすめです。
パリからロンドンへはユーロスターで行きました。当日や、使用出来る期間が長いチケットは高いですがネットで事前に予約しておくと2席で1人7700円くらいで行けました。メールで送られて来たQRコードを改札ゲートにピッと読み取らせるだけで簡単に出国窓口へいけます。
イギリスは入国審査が厳しく、特に私は数年前に1年間滞在していた為に審査で何か言われないかと少しヒヤヒヤしてました。イギリスの学校を出た人が間をあけずに再びイギリスに入国しようとしたけど出来なかった話や、何回も行ってる人は不法滞在を疑われて強制送還されたりします。幸い、今回はすんなりと入国出来ました。
パリからロンドンまでのユーロスターは2時間30分くらいですが、時差の関係で時間的には1時間半しか進みません。ちょっとだけお得な気分になれます。日本人が掘ったと言うドーバートンネルは距離的には30キロ程度なので、トンネルの時間は20分くらいでした。あっという間にロンドンへ行く事が出来ます。