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レリーフ原型制作

依頼されてレリーフの制作をしています。

まだ完成はしてないのですが、粘土原型は完成して今はブロンズに鋳造をしてもらっています。
最初は銅板打ち出しでの依頼でしたが、予算等の都合で鋳造になりました。

とあるご夫婦のレリーフで、サイズは縦700㎜横640㎜です。厚みはベースの板が20㎜、人体部分のトップまでがまた20㎜くらいです。
原型は、ID粘土で制作しました。自動車のボディの試作の時に使われたりする、茶色い粘土です。テレビ等で車のデザインの時にこれが使われているのがたまに映ったりします。常温ではそこそこの硬さがあるのですが、ドライヤー等で温めると柔らかくなります。あるて65というものを私は使ってます。

今回、このご夫婦の胸像をお借りしてそれを元にレリーフ原型を作ったのですが、胸像というのは実際の人間よりいろいろと誇張されていたりして、果たしてこれが本人に似ているのか?という所からのスタートでした。お写真がいただければ良かったのですが、ほぼ胸像からのトレースになりました。

レリーフはデッサン力が全て、と言っていいほど絵を描くのに似てます。粘土を持った所が落とす陰影で見て作って行きます。朝と夕方で光が変わると、陰影の見え方が変って作るのが困難になります。光の変化の少ない場所での制作が必要になります。私のアトリエはそうはいかないので、顔は朝から昼過ぎまでとし、夕方から夜は造形的に逃げ易い身体を制作してました。斜めから光があたった状態で見ると、立体感が奇麗に見えると思います。

真正面という依頼だったのですが、実は真正面というのはかなり難しいです。奥行きが出し難いので、ここもデッサン力が必要となってきます。

原型を依頼主にチェックしてもらいましたが、よく似ているという事ですんなりオッケーでした。
今月中にはブロンズで鋳造し、仕上げて完成する予定となっております。


maedaweb1.jpg
maedaweb2.jpg
maedaweb4.jpg
maedaweb3.jpg

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