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銅婚式 制作体験

以前、結婚7年目の銅婚式の記念に銅製タンブラーを制作しに来られたご夫婦がいらっしゃいました。
その時の記事を見て、また銅婚式の記念に銅で何かを制作したい、というご夫婦がいらっしゃいした。

お話を伺いますと、毎年「◯◯婚式」というものが何かしらあるそうで、毎回それにちなんだ物を制作されているどうです。
調べてみましたら、

1年目紙婚式
2年目綿婚式/藁婚式
3年目革婚式
4年目花婚式/書籍婚式
5年目木婚式
6年目鉄婚式
7年目銅婚式
8年目ゴム婚式/青銅婚式
9年目陶器婚式
10年目鍚・アルミ婚式
11年目鋼鉄婚式
12年目絹婚式
13年目レース婚式
14年目象牙婚式

と、沢山出て来ました。中にはもうこじつけでしかないだろう、、と思わざるを得ないものもありますね。
昨年は包丁を作られたそうです。これまでにも革鞄とか大作をつくられるそうで、毎年の楽しみだそうです。

今回、奥様が1日で銅マグを作り、ご主人様が銅の卵焼き器を2日かけて制作しました。
当金工教室でも卵焼き器を作るのは初めてでしので、写真を撮らせてもらいました。

銅は熱伝導率がよく、調理器具に適しておりプロの方も銅の物を使われていたりします。
卵焼き器も売られているのをしばしば目にします。ネットで調べると、外国でプレスして作られた物なのでしょうが驚く程安く売られていたりします。
せっかく手作りするのですから、市販の安い物よりも良い物を、という事で銅は少し厚めの1.5ミリを使用しました。
銅は薄すぎると熱伝導の良さから焦げやすかったり、下手をしたら穴が開いてしまいます。重量感はありますが、銅の鍋やフライパン等は厚みが1.5ミリは欲しい所です。中には3ミリの物とかもあります。

卵焼き器は関東が正方形で関西が長方形です。使い勝手では関西のタイプが使い易いそうなので、今回は長方形になりました。私が自分で作って使っているのも長方形のタイプです。

プレスで作ると簡単に箱状にする事が出来るのですが、当アトリエにはプレスが無いためにスリットを入れて折り曲げで溶接をしました。その後、持ち手を作りリベットで固定をし、内側に錫を引いて銅の表面を硫黄で黒くして完成となります。

持ち手の部分に銅婚式の「7」のデザインして入れられました。

油を最初に馴染ませてから使いますが、テフロン加工されたフライパンよりもふんわりと卵焼きがつくれます。
日常生活で使うものですので、記念の品としても重宝して使っていただけると思います。

当アトリエでは銅だけではなく、さまざまな金属で制作する事ができます。
金属の種類、特性にあったものがあり、それらのアドバイスも出来ます。

例えば、銅と青銅の違いはご存知でしょうか?
銅は基本的に純銅、青銅は銅に錫などが混じった物です。青銅は、鋳造する際に純銅だと流れ難いので流れを良くするために錫を混ぜた物です。大仏や彫刻で鋳物で出来ている物は青銅です。鍋やカップ、フライパン等は塑性変形が加工の過程で重要ですので純銅を使います。
これはほんの1例ですが、アルミや鉄、鋼、銀、金もそれぞれに適材適所があります。
◯◯婚式で金属でしたら、面白い提案が出来ると思います。

教室の詳細につきましては、こちらをご覧下さい。


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プロフィール

Kohei Yoshida

Author:Kohei Yoshida
金属工芸家
http://koheiyoshida.com/

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