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銅の花器は花が長持ちするのか、実験②

前回、銅の花器は本当に花が長持ちするのかをガラスの花器と比べてみました。

結果は残念ながら銅の花器の方が花が先に枯れてしまったのですが、内側についていた硫化皮膜を剥がして再度実験してみました。硫化というと、温泉と同じなので水が温泉の水に近くなってしまうのではないか、というのが理由です。

内側の硫化皮膜を硝酸で溶かし、よく洗い落としてからガラスの花器と同じ量の水で実験してみました。

今度こそ銅の花器の方が花が長持ちするのでは?と思いましたが、また銅の花器の方が先に枯れてしまいました。

銅の花器は水が殺菌作用で水が濁り難いので花が長生きする、というのがこれまで言われていた理由ですが、結果からしてみるとどうも一概にそうとは言えないのではなか、という結論に達しました。殺菌作用があるのは間違いないと思うのですが、それが花に良いのかどうか、はまた別の話になるのでしょうか。銅の植木鉢は土の中の微生物を殺してしまって逆に植物が育たなくなると言いますが、水にも似た様な影響があるのかもしれません。
残念ながら私が実験出来るのはここまでで、あとは同じく殺菌作用があるという錫の花器と比べるくらいです。

昔から言われている事は先人の知恵と大事にされてますが、たまにはこういう思い込みになってしまってる事もあるので自分で確認してみるのが大事ですね。自分の専門分野ですと、どうしても良い方向に考えてしまいすぎます。

また、こういう実験があったらやってみたいと思います。





IMG_4259.jpg
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銅の花器、実験結果


前回、銅の花器は花がどれくらい長持ちするのか、という実験をしてみました。
今回はその結果なのですが、正直予想外の結果がでてしまいました。

結果からすると、銅の花器よりもガラスの花器の方が花が長持ちしてしまいました。

2015年10月16日から実験を開始して、上の画像が2015年10月22日、下の画像が2015年10月28日です。

明らかに、ガラスの花器の方が花が長生きしてます。

銅の殺菌作用で水が汚れ難く、花が長生きするというのはなんだったんだろう、、、と驚いてしまいました。
花が枯れた後、1つ仮説を立ててみました。

この銅の花器は、硫化反応で皮膜を作って着色をしております。茶色い色がそれです。
銅は、磨いたままですとだんだん変色してしまうので何かしら着色を行い、変色を防ぐのが一般的です。
硫化皮膜というのは、簡単にいうと温泉に銅をつけて着色をしてるのと同じです。内側もそうなってます。

仮説1、硫化皮膜があることが植物によくないのではないか。

と思い、内側の硫化皮膜を硝酸で取り除いてみました。
もう一回、同じ実験をして比べてみたいと思います。


20151121.jpg


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Kohei Yoshida

Author:Kohei Yoshida
金属工芸家
http://koheiyoshida.com/

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