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ツァラトゥストラはかく語りき

blogをリニューアルしました。
 
タイトルは「鎚の音はかく語りき」。言うまでもなく「ツァラトゥストラはかく語りき」からつけさせていただきました。
「ツァラトゥストラはかく語りき」は、ご存知キューブリックの「2001年宇宙の旅」の導入部分で、モノリスに触れた猿が知恵を得て、道具を初めて使う人類の夜明けのシーンで使われてるあのおなじみの交響曲です。

実は、「ツァラトゥストラ」は、楽器か何か、音が出るもの、と勝手に思い込んでました。語りき、というのが直接的な言葉ではなく、もっと抽象的な表現だと思っていました。最初に知ったのが交響曲だったというのもこの思い込みに関係してるかも知れません。

「ツァラトゥストラはかく語りき」は元は交響曲ではなく、ドイツ人哲学者、ニーチェが書いた思想書の1つで、ツァラトゥストラはその中に出てくる古代ペルシャの賢人の名前です。内容は、まあここでは割愛しましょう(笑)。長くなるし、この名前は交響曲のイメージからつけたものなので。

私は金工の中で、鍛金という技法を中心に扱っているのですが、鍛金は金鎚を用いて金属の板を叩き、様々な形を作ります。制作中は、カンカンと音がずっと響くのですが、これが上手い人が叩くと聞いていて心地よいのですが、下手くそな人、力任せに叩く人の音だともの凄く耳障りな音になります。叩く回数は、作るものや大きさによっても変りますが、数千回〜数万回は叩く事も珍しくありません。そしてその音は出来上がるものの良し悪しにも表れたりします。よく、作った物を見れば制作者がどのような人間か分る、と言いますが私は叩いてる時の音も同じだと思ってます。叩いてる時の鎚の音はそれが良い物になるか、またどのような人間であるか、そこまで教えてくれます。鍛金をやる限りは切る事が出来ない金鎚の音のそんなイメージから、ちょっと大げさですがこんなタイトルをつけてみました。

吉田康平のHPはこちらとなっております。Kohei Yoshida MetalWorks
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Kohei Yoshida

Author:Kohei Yoshida
金属工芸家
http://koheiyoshida.com/

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